2025.01.27

お下品ですが…~笑いも必要だよね~

名張本校が今の場所に移るまでの話です。今とは反対側、つまり名張駅から、名張中学校、名張小学校を過ぎて、もうしばらく歩いたところに名張本校があった頃のお話をしましょう。

第1教室、第2教室では、授業が収まり切らなくなり、講師室として使っていた部屋をパーテーションで区切って、第3教室が作られました。道路の交差点に面したところを角切りした、長方形の部屋ではなく、机が10脚も入らない、小さな教室でした。

パーテーションで区切っただけの教室です。授業の声は丸聞こえ、控室の声も教室に丸聞こえなので、第3教室で授業を行っている場合の話題(各生徒の成績や最近の様子など)には注意をしないといけない、そんな環境でした。

さて、ある先生が中学生の授業をしていた際、授業中、プッとお漏らしをしてしまったのでした。

一瞬の静寂に包まれたあと、子どもたちはもちろん、控室にいた講師陣も含めて、爆笑の渦に巻き込まれたのです。

「~先生、屁ぇ、こいた!」「あっはっはっは!」「うわー!屁ぇ、こいた!~先生。」子どもたち、大はしゃぎです。「しまった!やっちゃった!」とたぶんその先生、思ったでしょうが、ふだん冗談好きではあるものの、あまりの子どもたちのはしゃぎように、腹が立ってきたのでしょう、子どもたちにこう、言い放ったのです。

「屁ぇ、こいて…。屁ぇ、こいて…。なにがそんなにおもろいんじゃ―(怒)」

真剣な表情で怒ったはずですが、「屁ぇ、こいて…。」の繰り返しが逆に、みんなの爆笑を倍増させてしまったのです。だって、おもしろいでしょ、この言い方。「屁ぇ、こく」ってね。関西弁とは言え、やっぱり笑えてしまいます。

今でもこの話を思い出す度、思い出し笑いをしてしまうぐらいなのです。