2024.05.28

校舎を開け続けることについて

 今日から3日間は「年間休校日」で、多くの校舎では授業が行われることはない。だが、名張本校は3日間とも校舎を開け、補習授業、特別授業、個別指導を実施する。もちろん、自習室も開放する。

 個別指導担当講師は各自の授業を行い、私は身一つなので、合同クラスで補習授業等を行う。

 言うまでもないことだが、誰かから強制されたわけではなく、自分自身の判断で、校舎を開け続ける。当節の働き方改革に逆行するようだが、昇英塾全体で全ての授業が止まってしまうことは避けねばならないと考えている。

 やらされている仕事ではなく、自らの意志で積極的に行う仕事なので、つらくもなければ、賃金が発生しないことに対する恨みつらみなども、全くない。

 願うのは、3日間で行う授業で、少しでも、子どもたちの学力アップが図られることである。そして、自習室にやってくる生徒が、期末テストに向けて学校のワークを少しでも進めてくれることである。

 中学生以上に書かせている「PDCAシート」には、多くの塾生が、学校で使用するワークの早期での完了や、2周以上やるなどの具体的な「対策」を立てる。中間テストでの失敗を期末テストに活かすための具体的な「行動」の指針を自らが立てた以上、実際の行動に移していかなければならない。その「行動」の、ささやかではあるが、手助けになってくれればうれしい。