2024.06.28

池上彰先生の「夢に向かって」を視聴して ②

 先週土曜日の18時から1時間にわたって、池上彰先生による学研グループ特別講演「夢に向かって」がライブ配信された。子どもたちには、要約と感想を書くよう指示したので、いくつか紹介していこうと思う。まずは中学生の書いてくれたもの。加筆訂正を施した。次に小学生の作品である。こちらは読点のみ、手を加えた。いずれも中略のところに要約が書かれているので、冒頭と結末を引用する。

 

 私の将来の夢は、まだ決まってはいません。池上彰先生は、今は決まっていなくともいずれ、やりたいことが見つかるからとおっしゃっていました。中心にお話しいただいたことは、「なぜ勉強するか」についてです。(中略)

 池上彰先生のお話を聞いて、私にとって、勉強をすることは得意ではないけれど、勉強をしていくうえで、いろんな人たちとコミュニケーションをとることができるようになれることを改めて学ぶことができました。このことは、自分の将来にもつながることなので、受験に向けて努力しようと決意する機会になりました。

 

 

 動画を見たとき、戦争や国のことを言ってたので、むずかしくてびっくりしました。勉強のことだけを話すと思ってたのでおどろきました。言葉を学ぶというのはそれぞれの文化だと知りました。(中略)

 これらのきそ的なさまざまな(数学、社会、理科)教科は、勉強してきてこそ、今がだんだん見えてくる。いろんなことがはんだんできる。そんなことがすごいことだと知りました。この世界に勉強がなかったら、言葉もしゃべれないし、文字もかけないので勉強はとても大切だと思いました。