現在は個別指導を中心とする講師として活躍してくれている「みゆ先生」が登場する「実況中継」を以前アップした。子どもたちから好評でもあったので、今度はかわいかったころの(激しくツッこまれそうだが)彼女が書いた文章を再掲しよう。なお、掲載当時は、「みゆちゃん」は、「Mちゃん」と表記していた。
特進科小学4年生のみゆちゃんは、春の「読書マラソン」において、見事世界1周を果たし、最終ゴール地点の日本に到達してくれました。たまたま、「読書マラソン」でみゆちゃんが読んだ本、「ハッピーをさがして歩こう」について、「みゆ版・ハッピーをさがして歩こう」を書いてみようと提案したところ、書いてくれたのが次の文章です。よく書けています。(原文のまま。タイトルは同名本の各章立て)
「整理整とん」
部屋の片づけはめんどくさいけど、部屋が片づいたら、元気で新しい気分になれたら、とてもハッピーです。自分でも、実行は、まだしていないので、実行したいです。
「今を楽しもう」
自分が年をとったとき、人生にいいこと一つもなかった、とかは、とても思いたくない。人生は、いろいろあるけど、いやな人生ばかりなんていやだ―。
さて、整理整頓はできたでしょうか。明日の授業で聞いてみます。確かに、めんどくさいけど、部屋がきれいになると、ハッピーだよね。みんなも実行しよう。もちろん、私もやります。元気で新しい気分になるために…ハッピーは、身近な、ほんのささいなことの中に、その姿を隠しているようです。
「今を楽しもう」、うん、そうしよう。「人生はいろいろある」、そう、その通り。でも、よく知っててえらいね。「いやだ―。」は笑えるけど。
一見すると、いやなことに思える事がらの中に、楽しみを見出す。こういう姿勢や視点を身に着けよう。たとえば、自分自身の成長のためのステップだと考えて、チャレンジしてみる。または、将来の自分自身のあり方を決める試練だと考え、そこから逃げない。ぶつかる。
「ハッピーをさがして歩く」、素敵な言葉ですね。(以上、再掲「ハッピーを探して歩こう」)
みゆ先生、確か部屋の片づけは今も苦手なままだったような…。でも、「推し活」や手話の勉強など、勉強をがんばりながらも、「今を楽しむ」その姿勢や生活には感心しています。願わくは、私をイジり倒す(涙)のだけは、ご勘弁くださいますと、ありがたく存じます…。