2024.11.28

どうして、勉強するのか③~考えたことある?~

小・中学校で、様々な教科の学習によって得られるもの、それは、まず「知識」です。そして、その知識を獲得していく努力や家庭学習において、今度は「理解力」「読解力」「集中力」「暗記力」「表現力」等々の「能力」が少しずつ磨かれていきます。

上にあげたいろんな「能力」は、少しでも高いレベルにあった方がいいのは、まちがいありません。同時に、この「能力」、磨かないと高いレベルになっていくことがないのです。子どもの時はもちろんですが、これら能力は、大人になっても、非常に大切なものです。そう、「大人になっても」です。

「知識」を学び、「能力」を磨き、その先にあるのが、「素質」「才能」の発見であり、「向き、不向き」「自分が大人になってやりたいこと、なりたいこと」の気づきになるのです。

こんなこと勉強しても、大人になったら使うことない」と考えるみなさん、大人になっても、とても大切な「能力」を獲得するために、いろんな科目の学習があります。自らの才能や素質に気付くためには、一見するとおもしろくなさそうな「学び」の中に、これを将来もっと深く学びたいと思えることがらに出会えるかもしれないと考えることが大切なのです。

そう考えると、無駄な学習など、一つもありませんよね。全ては、自分自身をもっと高めていく材料なのです。