2025.01.11

一歩ずつ。~努力の成果~

夏の講習から参加してくれたその塾生、最初の塾内模試では、ある教科で1ケタ台の点数しか取れませんでした。そこで、同じように点数が低かった、別の二人にも声掛けをして、1年生の内容から補習をすることにしました。

もちろん、保護者にも補習の件を連絡しましたが、やる意思を示してくれたのは、一人だけだったのです。強制するつもりはなく、あくまで、本人と保護者の意思を優先するつもりでした。

「一からやり直してみよう。」「今、やっておかないと、だんだんわからないところが増え、このまま行けば、マズイ。」そう自分が思わないと、学習効果は限定的です。

「やれと言われたから。」「親に行けと言われたので仕方なく。」では、ダメなのです。

日曜日に行う「学習会」の前に、補習を受けてから、学習会。学習会のない日は、補習を受けてから、1時間の自習。学習会も補習も休まず参加し、自分でノートまとめをするといったこともしてくれるようになりました。4か月間、こうした努力を続けた結果、先日の「確認テスト」では、参加しなかった2人よりも高い点数を取り、もう一つの科目では、本科の4位。堂々、Aクラスに入る点数を取ってくれました。

どちらの科目とも、偏差値30代からのスタートです。「やればできる」の典型例と言えると思いませんか?1年生の内容でつまずいても、こうして地道な努力をすれば、一歩ずつでも前進できます。少しずつでも得点が上がるのです。

皆さんの中に、「よし、自分もやってみよう!」そう思って実践してくれる人が現れてくれることを願います。がんばれば、できるようになります。少しずつ、一歩ずつ…。