塾では大いにまちがっていい。ただ、そのまちがいを繰り返さないようにするという意識をもって、家で見直すことが大切だ。一度では足りない場合もある、二度、三度やってようやく、頭に入ることもあるから、このことも覚えておきなさい。
学年、クラスに関わらず、私がよく口にすることばです。
新しいことを学ぶとき、難しいことを習うとき、まちがえたり、最初わからなかったりすることは、恥ずかしことでも何でもなく、むしろ、当然のことと言っていいでしょう。そして、まちがえるところから、最初わからないところから、学びは始まるのだと考えています。
「あぁ、まちがえた。」で済ますのではなく、「どこをそのようにすれば、まちがわずに済むのか。」こうしたことを、家での学習で行うのです。そして、この家庭学習をする、しないで、学力の伸びが断然、変わってくることを知っておいてほしいと思うのです。
まちがい直し、繰り返しの復習、これが学力を伸ばす最も大きな武器だと言っていいでしょう。