受験生に、公立前期の過去問をやってもらいました。残った時間で解説。採点し、次回授業時で返却という流れです。これからの時期は、過去問演習の比重が高くなっていきます。どんな問題がよく出題され、どんな問題で自分がまちがうのか、迷って、思わぬ時間をとられてしまうのか等を知ることは、とても大切なことなのです。
「敵を知り、己を知れば、百選危うからず。」ということばを聞いたことがあるでしょう。自分がどんな問題でまちがい、どんな問題で迷うのかを知ることは、すなわち「己を知る」ことにほかなりません。己の弱点を知り、補強、修正することで、勝利の確率が上がることは確実です。
返却された問題は必ず見直して、「敵」と同時に「己」を十分に知ってほしいと願っています。