2025.03.12

手紙~子どもを思う親の愛~

昨日は、多くの子どもたちから慕われた昇英塾の講師を、その教え子が書いた作文を通じて紹介しました。今日は、あるお母様からいただいた手紙を紹介します。便箋(びんせん)5枚に手書きで書かれてあります。皆さんには、親というものがあなた達子どものことをどれほど深く愛しているかを知ってほしいと思います。

私は単に「いい中学へ、いい高校へ」と思っているのではなく、小学生のうちから塾へ通わせてもらえる恵まれた自分の環境に感謝して、精一杯の努力をすることが、これからの人格形成にも大きく影響するだろうし、他の習い事と同じように、勉強も頑張るべきだと思います。精一杯の努力をした結果、第一志望に受からなくても、それはそれで人生経験だと思うのです。努力をしないで一つ下のランク、二つ下のランクを選び、楽な道へ進むような人生を送ってほしくない、そんな向上心のない人間にはなってほしくない…その一点です。

放任しているわけではないので、都度、大切なことは伝えていくつもりです。(中略)家庭では、お互い反発しあい意地を張りあうことが多いものです。その部分を先生方から指導を頂くことで、本人も「やっぱりしなきゃいけないな」と感じていると思います。