2023.11.01

「入試説明会について ②」

「入試説明会」におけるイベント、「科学実験教室」は、塾生はもとより、塾生ではない子どもたちや保護者の方にもお楽しみいただけるものである。小学生を対象とするが、私が担当する中1生の中にも、今年も参加したいと言っている塾生がいた。昨年度参加して、よほど面白かったに違いない。昨年同様「水素ロケット」もあるが、今年は、「空飛ぶクルマ」を新たに加え、バリエーションを増やした。親子で楽しんでいただけるオモシロ科学実験である。

「教育講演会」は、自身楽しみでもあり、多くの子どもたちや保護者の方にも参考になるお話を聞いていただけるものと思う。演者の平林先生は、現在は大和大学の副学長をお務めであり、西大和学園を日本有数の進学校に育て上げた最功労者のお一人である。一流の教育家の語る言葉には重みがある。いくつもの苦難を乗り越え、実績を積み上げ、多くの有為な子どもたちを世に送り出してきた教育者の話は、めったに聞けるものではない。私も、子どもたちへの指導に資すると同時に、声かけの参考にしたいと思う。

全員ではないが、私が担当する生徒には、「教育講演会」の第1部「入試を勝ち抜く勉強法」の話を聞き、その要旨を原稿用紙2枚半以上にまとめるという課題を出してある。平林先生の講演は、おそらく聞くだけでも得るものは多いが、メモを取り、文章化することでより理解が深まり、平林先生直伝の「勉強法」の核心を腑に落とすことにつながるのはまちがいない。要約力、表現力の養成にもつながる。

2部の「子どもに自信とやる気を持たせる親の行動・声かけ」は、平林先生が「こちらは、保護者の方だけに聞いていただきたいと思います。子どもさんがそばにいると、話しづらくなります。」とおっしゃることからも、相当、突っこんだ内容の有益なお話が聞けることになるだろう。

保護者にとっての子育て、我々教育者にとっての子どもへの教育、いずれにおいても、声かけの大切さ、これは言葉で言い尽くせないほど、大切なものである。声かけ一つが、子どもの人間的成長、精神面での安定にどれだけ影響することか。これは声を大にして申し上げることができる。この講演、ぜひともお聞きください。お子様の今後の育ちに必ずプラスになるお話をお聞きいただけることはまちがいありません、と。

塾生の保護者はもちろんだが、子どもさんへの声かけに悩むすべての保護者の方に、喜んでいただける内容になること請け合いである。現在、席数に若干の余裕があるので、興味のある方はぜひお申込みいただければと思う。