中学1年生の授業
「並立の接続詞は、並んでいるだけやから、順番を入れ替えることができる。例えば、(板書しながら)『姉は音楽部です。また、妹はハンドボール部です。』この例文において、『妹は~』で始めて、『また、姉は~』を後ろに持ってきても、何にも問題ないやろ。意味の変化などないわな。」
女子生徒A「先生、それもしかして、私ですか?」
「え?あ、そうか。お姉ちゃんは音楽部、Aさんはハンド部やったな。」
「いや、まぁ、知ってて例文にしたんやけどな。」
女子生徒A「やっぱり。『姉は音楽部です。』で、なんとなく、そんな気がしました。」
「だんだん、わかってきたやないか!」
「では、中間テストの結果を書いてもらお。シートにもちゃんと修正点や次回に向けての課題を書くんやで。」
「(Bさんのシートを見て)英語、ええやんか。」
女子生徒B「(満面の笑みで)英語、がんばりました(と、ガッツポーズをする)。」
「国語もそれぐらい取ってほしいねんけどな。」
女子生徒B「はぁい。」
「もっと元気よく!」