2024.12.13

【社会科を勉強する意味】~公民編~

今まで地理、歴史を勉強する意味をお話してきましたね。
今回は最後の公民についてです。

~公民を勉強する意味~
公民では現代の社会の特徴や課題、人権、政治制度、経済について勉強します。
公民を学ぶと我々が住む日本の仕組みや、自分が社会の中でどう行動すべきかがわかります。
法律や政治、経済の仕組みを知ることで、社会に参加し、よりよい社会を作っていくための基礎が身につける。
これが公民を学ぶ意味だと私は思います。
自分の権利と責任をきちんと理解し、他者と協力して生きていくために公民は必要不可欠なんです!!
ただ知識を詰め込むだけでなく、社会へ参加する第1歩と考えてほしいですね✨

いかがでしたか?
これまで社会科を勉強する意味をお話してきましたが、
それでも「意味がない」と思う人もいますよね😓

有名な小説家である太宰治は、小説「正義と微笑」の中で勉強についてこのように綴っています。
「覚えるということが大事なのではなくて、大事なのはカルチベートされるということなんだ。」
太宰治は勉強することによって多角的な視点で物事を判断できる力を身につけることができ、
簡単に人の言うことを信じてしまうことがなくなる、といった能力を持つ人のことを
「カルチベートされた人間」と表現しています。
勉強は、大人になって忘れてしまってもいい。
その忘れてしまった後に残るものが大事なんです。

同じ小説に書かれている言葉を生徒の皆さんに送りたいと思います。
「学問を無理に直接に役立てようと焦ってはいかん。ゆったりと真にカルチベートされた人間になれ!」

以上です。
ご精読ありがとうございました。